鹿島アントラーズが、FW土居聖真(28)の初のハットトリックなど5発で横浜F・マリノスを下し4連勝を飾った。

93年5月15日にJリーグが開幕してから29年目の記念日となる「Jリーグの日」。J1で戦い続けている「オリジナル10」同士の対決は、両チーム合わせて8ゴールが生まれる熱い打ち合いになった。

土居は0-1で迎えた前半40分、左コーナーキックからの流れで右足を振り抜き同点弾。後半1分には、MF白崎のスルーパスに抜け出し勝ち越し弾。後半8分には、MF松村が倒されて得たPKをゴール右に流し込んだ。土居は5月1日の横浜FC戦で、PKを相手GKにストップされていたが、この日はしっかり決めて見せた。チームは4連勝で

土居は「いい時間に同点ゴールを取れたところは90分通して大きかった。チーム全員でとったゴール」とアシストした仲間に感謝した。プロ初のハットトリックに「サッカー人生の中でも、いつ最後にハットトリックしたか覚えていないですし、プロで生涯、することないなと思っていたので。本当にサポーター、家族、チームメート、スタッフに感謝したい」と話した。