鹿島アントラーズはサガン鳥栖に逆転負けを喫し連勝が4でストップした。4月14日に相馬直樹監督(49)が就任してから、公式戦層は6勝4分けと不敗を続けてきたが、11試合目にして初黒星となった。

鹿島は前半14分、MF松村優太(20)のゴールで先制したが、後半5分に失点。後半34分には逆転弾を浴び、そこから反撃に転じたがゴールが遠かった。チームとしては4月3日の浦和レッズ戦以来の敗戦。相馬監督は「全体的に、予想したより相手の時間が長かった。守備の時間が長かった。攻撃の時間が短かった。そこが最終的にひっくり返された形になってしまった」と総括した。豊富な運動量とハードワークを貫いた鳥栖のスタイルを崩しきることが出来なかった。相馬監督は、就任後の初黒星に「ずっと勝ち続けられるわけではないと当然思っていますし。そういう意味ではいつかはくるもの。次の試合の負けが決まったわけではない。次の試合に勝ち点3がある。そこに向けて切り替えることが大事」と切り替えていた。