常盤木学園(宮城)は、八戸学院光星(青森)に8-0で完勝。10番を背負うFW中村円香(3年)の2ゴールなどで全国常連校の貫禄を見せつけた。

前半7分、FW竹内瀬戸香(2年)の先制点から膠着(こうちゃく)した状況を中村が変えた。同31分、ゴール前で竹内からパスを受けると、ドリブルでキーパーをかわし追加点。後半に6点を挙げ、終わってみれば8-0の大勝。しかし、この日2得点の中村は「決めきるところで決めきれなかったのが課題です」と反省。「チームワークを大事にして、18年のように優勝し、(冬の)選手権でも優勝して“2冠”を目指したいです」と意気込み、3年ぶり2度目のインターハイ優勝を狙う。