ガンバ大阪の初戦勝利に貢献したパトリック(33)とレアンドロ・ペレイラ(29)のブラジル人FWが、試合後に喜びのコメントをした。2人はそれぞれ先制、追加点を挙げた。

前半26分にDF藤春の左クロスを得意のヘッドで先制ゴールを記録したパトリックは、「開幕戦で緊張感はあったが、先制点を取れたということがすごく大きかった。開幕戦を勝利で飾れて次につながる」と喜んだ。ACLでは通算8ゴール目。先発し後半37分まで出場した。

パトリックはACLにG大阪で15年にベスト4、16年に1次リーグ敗退の経験をしている。19年のサンフレッチェ広島時代を含めれば今回で4度目の出場だ。

「ガンバで出場した時も1次リーグを突破し、決勝トーナメントまで進むことができて非常にいい印象を持っている。今回もいい結果を残したいというモチベーションで臨んでいる」と話した。

一方でパトリックと交代で後半途中に投入されたレアンドロ・ペレイラは、1-0とリードはするものの重苦しい時間が続き、どうしても追加点がほしかった。MF倉田のクロスを前線にいた背番号9が、うまくタイミングを合わせて頭で貴重な2点目を挙げた。

「倉田選手からいいクロスが入ってきたので、ヘディングで合わせるだけ。素晴らしいクロスだった」と仲間を称賛し、「(途中からピッチに)入った以上、得点というところは一番に考えていた。まず開幕戦を勝てたということが大きかった。次につながるように頑張りたい」。

G大阪は28日(日本時間29日)の第2戦で全北(韓国)と対戦する。過去2度(06、16年)優勝経験があり、今回の1次リーグで最も強敵となりそうだ。