J1清水エスパルスDF原輝綺(23)が、9日のリーグ再開・横浜戦(アイスタ、午後6時)に向けて闘志を燃やした。6日は静岡市内で練習。「(横浜は)よく走る。そこで負けたら勝てない。相手の良さを消し、自分たちの良さを出す」と力を込めた。

夏の移籍期間で、複数の新戦力が加わった。特にMF松岡大起(20)とは、2019年から2年間、ともに主力として鳥栖でプレー。原は「(松岡は)ボールに積極的に関われる選手。運動量があり、ある程度の範囲であれば彼のテリトリー」と話した。最短で松岡は横浜戦から出場可能。清水に活躍の場を移した2人が、再び共闘する姿を近いうちに見られそうだ。

現在リーグ14位に位置する。降格圏・17位徳島との勝ち点差はわずか「3」。夏場の巻き返しへ原は「下も迫っている。やるしかない。目の前の試合に勝てるように戦うだけ」と決意を示した。【古地真隆】