ヴィッセル神戸が7日に獲得を発表した元日本代表FW武藤嘉紀(29)について、三浦淳寛監督(47)は8日、オンライン取材で「非常に能力が高い選手と誰もが分かっている。チーム戦術、チームコンセプトを理解した上で、早く(周囲の)特長をつかんでほしい」と、1日でも早く神戸にとけ込むことを期待した。

武藤はプレミアリーグのニューカッスルに所属し、新シーズンに向けて始動していたが、3日に契約解除となり、神戸と契約を結んだ。FC東京時代以来、6年ぶりのJリーグ復帰になる。今後については、日本に帰国後の自主隔離期間もあり、練習合流や試合出場までは時間がかかりそうだ。

三浦監督は「いい選手が入って、すぐ機能するかは分からない。そういった選手を、いかにフィットさせるか(が監督の仕事)。スピード感を持ってやらないといけない」と話した、

神戸は最近7試合負けなし(5勝2分け)の3位と絶好調で、東京オリンピック(五輪)からの中断明けの9日は、ホームで柏レイソルとJ1リーグ戦を行う。負傷離脱していたMFイニエスタも3試合ぶりに復帰する予定。