J1清水エスパルスが、東京五輪開催によるリーグ戦中断期間を終えて再開戦に臨む。8日は静岡市内で最終調整。9日のホーム横浜戦(アイスタ、午後6時)に備えた。FWチアゴ・サンタナ(28)とロティーナ監督(64)が、オンライン取材に応じた。

約3週間の中断期間で、チームは攻守で主導権を握るスタイルを再確認。得点力アップを狙い、攻撃のバリエーションを増やす練習にも取り組んだという。チーム最多7得点のブラジル人ストライカーは「攻撃のオプションを持つことができた。よりたくましい状態になった」と手応えを示す。指揮官も「ミスを減らすことで、我々の積極的なアクションにつながる」と目を光らせた。

5月のアウェー戦は、1-2で敗れた。リベンジを果たし、3試合ぶりの白星をつかんで再開初戦を飾る。【古地真隆】