コンサドーレ札幌のFW小柏剛(23)が初の2戦連続ゴールでチームの2連勝に貢献した。

0-1の後半41分、金子がペナルティーエリア右付近からシュート。相手キーパーにはじかれたが、こぼれ球に素早く反応し、頭で押し込んだ。9日の浦和戦に続く得点で7437人のサポーターを沸かせ「自分のところにこぼれてきたのはラッキーでしたけど、そこへの意識があったから取れたゴールかな」とうなずいた。

2点目の同点ゴールも、しっかりとアシストした。後半4分、福森のロングボールに反応してペナルティーエリア内へ走り込み、右足でダイレクトにゴール手前真ん中にボールを落とした。青木のJ1初ゴールを演出。「あのゴールの形は練習からやっている。福森選手のキックの質にびっくりしながらもうまく折り返せて、最後青木選手がよく押し込んでくれた。2人に感謝したい」と話した。

次戦は21日、敵地で大分戦(昭和電ド)に挑む。通算4得点のルーキーは「連勝を続けていかないと上には食い込めない。簡単な試合は1つもないし、難しい試合になると思う。また僕も得点を取って勝てればいい」と気を引き締めた。