J1清水エスパルスFWチアゴ・サンタナ(28)が、さらなるゴール量産を誓った。

3日は静岡市内で練習。小雨の降る中で約2時間のメニューを消化した。今季チーム最多の公式戦9ゴール。最前線で存在感を放っている。開幕前の会見では“公式戦15ゴール”を目標に掲げた。「自分の仕事を果たせていると思う。さらに増やしていきたい」とうなずいた。

終盤戦に向けて、ブラジル人ストライカーの活躍が浮上の鍵を握る。先月29日の名古屋戦(1△1)では同点ゴール。強敵からアウェーで貴重な勝ち点1を積み上げた。次節11日の鳥栖戦(駅スタ、午後7時)では、リーグ2戦連発が懸かる。「結束して戦うこと。今後の試合は、さらに重みが増してくる」と強調した。現在20チーム中16位。8試合ぶりの白星をつかんで、残留争いを抜け出す。【古地真隆】