J2ヴァンフォーレ甲府が、来季の新戦力として法大FW飯島陸(4年)を獲得することが9月30日、分かった。

飯島は前橋育英高2年時に全国高校選手権で準優勝。3年時に、決勝で流通経大柏を下し初優勝し、大会7得点で得点王に輝いた。166センチと小柄ながらも、持ち味のスピードを生かし果敢な仕掛けでゴールに迫るスタイル。法大では昨季、13試合6得点。複数クラブが獲得に乗り出していた中、甲府に決まったという。甲府は今季、DF関口、MF長谷川、鳥海ら大卒1年目の選手が活躍しており、飯島にも即戦力の期待がかかる。

前橋育英高時代の同学年優勝メンバーは、高校卒業後にDF松田陸(22=現ツエーゲン金沢)、DF渡辺泰基(22=現ツエーゲン金沢)がプロ入り。DF角田涼太朗(22)は筑波大在学中の今年7月に横浜F・マリノスとプロ契約し、MF田部井涼が、法大から来季横浜FCへの加入が決まっている。飯島も同期生と同じプロの世界へと羽ばたく。