名古屋グランパスFW柿谷曜一朗(31)が充実したサッカー生活を送るため、奮闘している。1日の練習後オンライン会見に対応し、その一端を明かした。

チームは8月15日のJ1リーグ戦湘南ベルマーレ戦から公式戦12戦負けなし。柿谷は「いい準備が出来ている。全員で出し切る事は練習中から怠っていない。課題はたくさんあるし、慢心せずに臨めている」と冷静だ。

名古屋は現在、国内4タイトル(J1、ルヴァン杯、天皇杯、ACL)で、優勝の可能性がある。今季、C大阪から移籍した柿谷は「移籍して1年目で、全ての大会で最後まで残れているのは充実感でしかない。たくさん試合を出来ることは幸せなこと」と言い、重みをかみしめた。

その一方で、自分のプレーには厳しく「まだまだチームに貢献できていない。自分の結果は物足りなさすぎる。チームが勝つためにも、得点やアシストで目に見える事を残していきたい」と終盤に向けて気を引きしめた。

3日に控える広島戦には「手ごわいですし、(勝つのが)難しいチームの1つなので、明日もしっかり準備して、全員で挑んでいきたい」と意気込んだ。