湘南ベルマーレは横浜F・マリノスに一瞬の隙を突かれ0-1で敗れた。9月に就任した山口智新監督の下、前節の川崎フロンターレ戦に続き、横浜を緻密に対策。相手のシュートを4本に抑えるなど内容では上回ったが勝ち点は取れなかった。湘南は5戦未勝利で残留争いに巻き込まれている。山口監督の一問一答は以下の通り。

-総括

山口監督 非常に悔しい。前半にも数多くチャンスがあった。点を取られたところも一瞬の隙。非常に残念で悔しい。選手に申し訳ない。

-前節に続いて内容は良かった。

山口監督 選手にもそういう話をしましたし、僕自身も覚悟を持ってやることは伝えた。あとは勝負の際、点を取りきるところ、守りきるところ。一瞬の油断ではないですが、そこを突き詰めていくしかないと思います。勝てていないことに関して、結果につなげないといけない。そのへんは、選手にやり続ける大切さと、結果に対する厳しさを求めていかなくてはいけない。

-マリノスに対して緻密に対策していた。相手の何を消したかったか

山口監督 マリノスは特長的なスタイルを持ったチーム。相手の立ち位置でうちの選手が身動き取れない状況にされたくないことをまず念頭に置きながら。センターバックの前に選手がうろうろしているので。はっきり人は見てほしいが、見過ぎてスペースを使われすぎないように対策をして。そこの受け渡しは日ごろから求めているところ。準備してきたにもかかわらず、やられ方がマリノスの特長にやられた。90分やり続けること、結果につなげるところはすごく自分自身がもっと用意しなくてはいけない。

-失点は1。相手にシュートは4本しか打たせてない。

山口監督 ポジティブな部分とネガティブにとらえないといけない部分が両方ある試合。選手に話したのは、ポジティブな部分を捨てて欲しくないし、間違いなく積み上げてきているものは出せている話はさせてもらった。ただ、結果に対してもっとシビアになっていかないといけない。そこの際を共有しないとおけない。自信を持ちながら勝負に徹するところ、自分自身もそうですが、もっともっと磨いていかないといけない。

-内容が良かった中での敗戦。今後はどういったアプローチを勝つためにしていくか

山口監督 いい内容の試合をたくさんしてくれているのは事実として、みんなが、共有し始めたところもあるので。それを今後、ぶれずにやりぬく信念を持つことが大事なこと。それプラス、相手のことを緻密にやりながら、ちょうど2週間空くので、レベルアップをしていく。勝ちにつなげられないところでかわいそうなところがあったり、自分自身の力不足は否めない。自分自身も信念をもってやっているので、選手とやっていきたい。