クラブ創立30周年を迎えたガンバ大阪が試合前、22年シーズンから使用する新エンブレムや新ロゴを発表した。ピッチ中央で初めて披露され、サポーターから拍手も起きた。

新エンブレムは従来と同じく、基調は青と黒だが「G」の文字を前面に押し出し、デザインはシンプルになった。「炎・ハート・ゴール」の3つの要素で「G」を造形しているという。

クラブは「きわめてシンブルかつソリッドな要素で構成された普遍的で現代的なデザインには、サッカーのフィールドにとどまらず、新たな体験を創出し、日本を代表するスポーツエクスペリエンスブランドとなるという、ガンバ大阪の強い信念が込められています」と説明している。

クラブOBで今回、特命広報大使に選ばれた元日本代表DFの加地亮氏(41)はピッチ脇で「シンプルなデザインでかっこいい」とコメントした。

かつてDFやMFで活躍した元主将で、OB会副会長の木場昌雄氏(47)は「クラブがさらなる発展を遂げていくため、全力で協力させていただきます」と、30周年を迎えた古巣にメッセージを送った。

G大阪から欧州に旅立った日本代表MF堂安律(23=PSV)は、ビデオメッセージで登場し「欧州にいますが、常にG大阪の結果を気にしています。ともに頑張りましょう」などとあいさつした。

この日の北海道コンサドーレ札幌戦は、30周年記念マッチと銘打たれての実施だった。