静岡学園MF古川陽介(3年)が来季、J2ジュビロ磐田に加入することが決まった。16日、クラブが正式発表。今月10日にはMF玄理吾(ひょん・りお)の来季徳島ヴォルティス入りが決まっており、同校からは本年度2人目のJクラブ内定者。静岡学園から直接磐田入りするのは、2004年入団の松下幸平氏(36=現磐田U-18コーチ)以来となる。

静岡学園が誇るテクニシャンが磐田入りする。同校では背番号「10」をつけてプレー。1人で局面を打開できるドリブルを得意としている。U-18プリンスリーグ東海では今季7得点。決定力も兼ね備えたドリブラーだ。磐田強化部も「高い技術力をベースに相手をいなしながら、判断よくプレーできる選手」と評価し、獲得に至った。

古川はクラブを通じて「歴史あるこのクラブでキャリアをスタートできることを誇りに思います。少しでも早く試合に出てチームに貢献できるように努力します」などとコメントした。

◆古川陽介(ふるかわ・ようすけ)2003年(平15)7月16日、滋賀県生まれ。AZUL FC(滋賀)-京都U-15を経て、静岡学園高に進学。4強入りした今年8月の全国総体では大会優秀選手に選ばれる。174センチ、60キロ。