J1残留に黄色信号がともった。

最下位のベガルタ仙台は「勝ち点6」の重みがある19位大分との直接対決を0-2で落とした。後半5分にゴールポスト直撃のシュートを浴び、そのこぼれ球を押し込まれて先制を許すと、同15分にはPKで被弾。シュートは90分でわずか1本と、チャンスすらつくれない完敗だった。

今季は残り6試合しかない。手倉森監督は「非常に大きな敗戦ですが、今日で降格が決まったわけではないので、残留圏内との勝ち点差6に対して、6ゲームで自分たちが勝たなければ話にならないことなので、ホームで今日の敗戦の分も(勝ち点)3を取り返しにいく準備をすかさず行いたい」と話した。

数字上は逆転残留の可能性を残すが、32試合で4勝と低空飛行が続く仙台にとって、残留圏の16位徳島と2勝分を意味する勝ち点6差はあまりにも重い。