柏レイソルは今季最多となる5失点を喫し、浦和レッズに完敗した。前半15分に相手の縦に速い攻撃で崩され失点。そこから8分間に3失点し、前半でゲームを決められてしまった。ネルシーニョ監督はJ1通算200勝に王手をかけていたが、お預けとなった。ネルシーニョ監督の一問一答は以下の通り。

-総括

ネルシーニョ監督 非常に恐ろしい結果となってしまった。我々が今週準備してきた形が何一つ機能しなかった。前半に、立て続けに相手に得点を許してしまい、当然ながら相手も勢いづきますし。得点の部分だけに限らず、浦和さんは前半から非常にいい入りが出来ていたと思うので、今日の結果は妥当なところだったのかなと。選手に話したが、今日の結果に誰1人満足している選手はレイソルにはいないが、このような機会を悪く受け止めず、まず自分自身、何が出来たのか、何が足りなかったかを自問自答する時間に当ててほしいと。前半の入りが非常に悪かった。アラートに入れていなかった部分。個人的にもチームとしても献身的にやれなかったところもあり、このような結果になったんじゃないかと。

-飲水タイムでシステムを変更した。どういうプランだったか

ネルシーニョ監督 あのタイミングで、うちのボランチの背後で球を引き出されている状況が続いていた。前からはめにいこうとしたところで、うちのライン間、ボランチの背後を取られる時間帯が続いていた。戸嶋をインナー、ヒシャルジソンをアンカーにして相手の選手に球を引き出されることが減ったのかなと。結構、前半はあそこから危機的な状況をつくられる回数があった。そういう狙いを持って形を変えました。

-スコアは残念だが、柏としては意欲的なサッカーをしていたように見えた。これが監督が目指すこれからのサッカーか

ネルシーニョ監督 守備の所は前からアグレッシブにプレスを掛ける。そこは狙いとしてやってきたスタンダードでもある。こういった形で結果が出ないとき、まずどのセクションがうまく機能していないかをしっかり振り返った上で、変えるべき所は変えて、次節に準備をする流れになる。今日のゲームは前半から非常にミスが多くてミスからやられた失点だったと思います。1つ、2つのミスではなく、立て続けにミスが続いてしまうと相手も質の高い選手がそろっているチームなので、そこを突かれてやられてしまう部分があったのかなと見ています。