サッカーJ1リーグのFC東京は22日、第三者割当増資で発行する株式を、交流サイトや、スマートフォン向けゲーム「モンスターストライク」で知られるIT大手のミクシィが引き受けると発表した。この日の取締役会で決議。25日のJリーグ理事会、来月10日の臨時株主総会の承認を経て正式決定する。

ミクシィは、18年から東京の主要株主となっている。第三者割当増資後のミクシィの所有株式数の割合は51・3%となり、筆頭株主となり経営権を取得する。FC東京は新型コロナウイルスで無観客での試合開催が増え、入場料収入が大幅に減少していた。