21位愛媛FCが無念の逆転負けで、来季はJ3に初降格することが決まった。1試合を残して20位以下が確定した。前半に先制点を奪うも、後半5、42分に失点。2試合連続で逆転負けとなり、06年から16年連続で戦ってきたJ2から初めてJ3に降格する。今年5月に和泉茂徳前監督の引責辞任により、コーチから内部昇格した実好礼忠監督(49)も最後に力尽きた。主な一問一答は次の通り。

-試合の総括

実好監督 なかなか言葉が出てこない状態。選手たちはすごく熱い気持ちと強い気持ちで試合に入ってくれた。その中で先制でき、みんなで意思疎通を図りながら戦った。前節もそうだったが、最後の数分のところで逆転負けという形をつくってしまったところは、本当に自分自身の力のなさを痛感している。選手たちには申し訳ない。

-J3降格が確定した

実好監督 悔しさ、申し訳なさ、自分自身の力のなさを感じている。

-流れに乗れなかった

実好監督 先制して負けない試合が続いていたところ、このシーズン終盤になって逆転負けが続いてしまった。そこは自分の力のなさを感じている。

-今季の愛媛は

実好監督 しっかり前を向いて積み重ねられたチームだと思う。あと、選手として成長を結果につなげるファクターのところは、僕自身の問題。選手たちはタフに我慢強く戦ってくれた。