来季J1に昇格するジュビロ磐田が横浜FCのDF袴田裕太郎(25=浜松市出身)とFWジャーメイン良(26)の獲得に乗り出していることが22日、分かった。袴田は今季J1で28試合に出場。対人プレーの強さと積極的な攻撃参加を得意とする左利きのサイドバックだ。中学時代は磐田U-15に在籍し、浜松開誠館高を経て明大に進学。大学4年時には磐田の鹿児島キャンプに参加し「あこがれのジュビロでプレーしたい気持ちが強い」と話していた。地元出身選手の獲得は、育成型クラブを目指す磐田にとっても貴重な戦力となる。

ジャーメインは182センチの長身FWで、スピードも兼ね備えたアタッカー。今季はJ1で31試合に出場し、2得点を挙げた。今季J2得点王(22点)で磐田のJ1昇格に貢献したブラジル人FWルキアン(30)が、J1福岡へ移籍。代役の得点源として、ジャーメインが期待されている。

◆袴田裕太郎(はかまた・ゆうたろう)1996年(平8)6月24日、浜松市生まれ。磐田U-15-浜松開誠館高-明大。19年に当時J2の横浜FCに入団。プロ1年目でリーグ戦14試合に出場。Jリーグ通算69試合出場。183センチ、75キロ。血液型B。