3季ぶりにJ1に復帰したジュビロ磐田が11日、静岡県磐田市内で始動した。

別メニュー組、外国籍選手を除く19人が全体練習に参加。集まった約300人のファン・サポーターが見守る中、本拠地ヤマハスタジアムでスタートを切った。

雨の初日となったが、イレブンは充実した表情で汗を流した。シャトルランやボール回しなど、約1時間半の軽めのメニューを精力的に消化。今季から指揮を執る伊藤彰監督(49)は「若い選手も含め、みんな積極的にやってくれたと思う。技術的に高い選手もいるし、雰囲気もすごく良かった」と、うなずいた。

今後は磐田市内で調整を続け、20日から恒例の鹿児島キャンプに入る。同監督は「まずは、コンディションを整えること。もう1つは、キャンプ前までに守備のコンセプトとやるべきことを整理したい」。昨季、優勝したJ2で42試合42失点だった守備の改善から着手する方針を示した。

開幕戦は来月19日、または20日にアウェーでアビスパ福岡と対戦。新指揮官の下、万全の準備を整えていく。