ジュビロ磐田は、ホームで湘南ベルマーレを迎え撃った。伊藤彰監督(49)は、先月26日のリーグ清水エスパルス戦(1●2)から先発10人を変更。控え組中心のメンバーで、今季公式戦初勝利を狙った。

前半33分。ロングパスから、FWジャーメイン良(26)が右足で狙った。同37分にはDFラインの背後に抜け出したFW大津祐樹(31)が、強烈な右足シュート。立て続けにゴールに迫ったが、いずれもGKの好セーブに阻まれる。好機を逃すと、同43分。豪快な右足ミドルで先制を許した。

指揮官は後半23分、FWファビアン・ゴンザレス(29)を投入。同26分、そのゴンザレスがオーバーヘッドで狙ったが、シュートはGKの正面だった。同32分には、プロ1年目のFW古川陽介(18=静岡学園高出)を投入。プロデビューとなった若きドリブラーも加えて反撃を狙ったが、最後まで1点が遠かった。

0-1で敗れ、公式戦2連敗。今季はこれでリーグ戦を含め公式戦3戦勝ちなし(1分け2敗)となった。次戦は5日のリーグ京都サンガFC戦。1試合でも早い今季初勝利がほしい。【前田和哉】