鹿島アントラーズDF安西幸輝(26)が、6日の柏レイソル戦へオンライン取材に応じ、今季のホーム初勝利を誓った。

今季は開幕前のJ2水戸ホーリーホックとのプレシーズンマッチ、リーグの川崎フロンターレ戦、ルヴァン杯セレッソ大阪戦と3試合、ホームで戦い、無得点で3連敗。安西は「(得点は)1つ決めれば点が生まれる。フロンターレ、セレッソ戦では前半の失点が響いたところで、巻き返さないといけないメンタルがあったので。先制点が取れればまた違った景色になる。もっとFWにチャンスをつくれるよう、僕自身もチャンスをつくりたいなと思っています」と、ホーム初勝利へ意欲を口にした。

この日は練習が公開され、守備面での整備に力を入れた。相手の柏は2連勝中で、FWドウグラスと細谷真大の2トップが結果を残している。安西は「(柏は)守備で守ってカウンターのイメージがある。攻撃の時でも守備の意識を持ちつつやりたい。個々の能力で上回れるようにやっていきたい」と負けん気をあらわにした。

安西は昨夏、ポルトガル1部ポルティモネンセから鹿島に復帰。加入直後はコンディションを整えるのに苦心したが、今季はキャンプも踏み、心身ともにしっかり準備して開幕を迎えている。「個人的にはここ2試合、ふがいない姿を見せている。本当に、自分が思い描いていたプレーが出来ていない。レイソル戦では、鹿島の2番を背負っている責任をプレーで果たしたいと思っています」と誓っていた。