ヴィッセル神戸は7日、FW武藤嘉紀(29)が左膝内側側副靱帯(じんたい)損傷と診断され、全治は約8~10週間の見込みになったと発表した。

2日のJ1リーグ横浜Fマリノス戦の前半途中、相手ゴール前での接触プレーで負傷し、担架で運ばれて途中交代していた。

18年ワールドカップ(W杯)杯ロシア大会日本代表メンバーの武藤は、今季開幕から横浜戦まで全4試合に先発し、1ゴールを挙げるなど安定した働きを見せていた。

復帰は早くとも5月以降とみられ、それまでのJ1リーグ戦及び、神戸が今季最大の目標とするアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)にも大きな影響を及ぼす。

3月15日のACLプレーオフ、メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)戦(ホーム)はもちろん、勝てば進出となる4月15日から5月1日の同1次リーグ出場は、極めて厳しい状況となった。

神戸は今季のJ1で、ここまで3分け2敗でクラブワーストに並ぶ開幕5戦未勝利が続き、日本代表FW大迫勇也(31)も脚の故障で6日のサンフレッチェ広島戦を欠場している。