浦和レッズが今季加入したスウェーデン代表歴もあるMFダビド・モーベルグ(27)のデビュー戦ゴールを含む4得点で、ジュビロ磐田に快勝した。今季チーム最多得点で6日の湘南ベルマーレ戦以来の2勝目となった。

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モーベルグは3-1の後半開始から途中出場。デビュー直後の後半3分に、敵陣右をドリブルで一気に駆け上がり、最後はペナルティーエリア内でDF3人に囲まれながら、軽快なステップでかわして初ゴールを決めた。「僕にとって3、4カ月ぶりの公式戦なんですが、このような素晴らしいファンの前でプレーできてとても良かったです。前半みんなが非常にいいゲームをプレーをしてくれて、3-1という状況だったので、自分もとても入りやすかった」と話した。

コロナ禍の影響で来日が遅れていたが、今月9日にチームに合流。「さらにいいプレーを見せるためには、どんどん試合を積み重ねていくことが大事だと思うが、今日も少しはいいプレーを見せられたのかなと思う。そのようなプレーを今後も見せていきたい」と話した。

チームは前半だけで3得点。前半8分のDF犬飼の先制ゴールの直後、同11分に今季初スタメン出場となったFWユンカーが軽快なトラップから右足で2点目。2-1の同37分にはPKをDFショルツが決めて再びリードを広げた。

磐田は2点目を取られた直後にMF遠藤のフリーキックから1点をかえしたが、その後追加点を奪えず。2月26日清水エスパルス戦以来の2敗目となった。