ヴィッセル神戸は27日、ロシア1部ロストフの元日本代表MF橋本拳人(28)の獲得を発表した。

ロシアのウクライナ侵攻により、国際サッカー連盟(FIFA)はロシア国内のクラブに所属する外国籍選手と監督は、所属先との合意に関係なく6月末まで他国クラブと契約できるという特別措置を決定。橋本はこの特例で6月末までの神戸移籍となった。

183センチ、72キロで守備的MFの橋本は、20年7月にFC東京からロストフに加入していた。

クラブを通じて「ここ1カ月間、難しい状況だった僕に声をかけていただき、仲間に入れてくれた神戸には本当に感謝しています。いち早くチーム戦術、チームメートの特徴を理解し、全力で神戸のために戦います」とコメントした。

神戸ではこの日、MFサンペールが右膝前十字靱帯(じんたい)損傷で手術し、全治8カ月の見込みと発表されたばかりだった。