17位のモンテディオ山形は5試合連続未勝利となった。アウェーで首位横浜FCに1-2で競り負け、開幕7試合を終えて1勝3分け3敗。早くも昇格に向けて正念場を迎え、この1敗で横浜FCに勝ち点13差をつけられた。

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今季初の中3日での試合。3-3のドローだった前節26日のホーム東京V戦からはスタメン3人を入れ替え、MF小西雄大(23)とDF松本怜大(31)が初出場し、MF横山塁(22)が4試合ぶりに復帰した。MF加藤大樹(29)はJ2通算200試合出場を果たした。

山形はシュート12本で1得点、一方の横浜FCは同6本で2得点と、攻め込みながらも勝ち点3は奪えなかった。前半6分のカウンターではFW藤本佳希(28)がハーフウエーラインからドリブルで持ち込み、ファーストシュートも枠外。同19分に豪快なミドルシュートを決められて先制を許した。同43分のDF川井歩(22)のシュートは相手GKの好セーブでクロスバーを直撃し、得点には結びつかなかった。

後半も新加入のMFチアゴ・アウベス(25)を投入するなど攻撃のスイッチを入れたが、先にスコアを動かされ、劣勢に立たされた。同20分、自陣ゴール前でボールを奪われると、その流れの中から2失点目を喫した。同24分には川井の右クロスからDF山崎浩介(26)がヘディングで反撃のゴールを決めたが、同点、逆転までは持ち込めなかった。

ピーター・クラモフスキー監督(43)は「もっと点数を取れてもおかしくない試合だった。選手たちは試合をひっくり返そうと献身的に戦ってくれたが、それに値する結果が出ずに残念に思う」と振り返った。次節は4月3日にホームで岡山と対戦する。