中大サッカー部が、多機能素材開発などを手がける企業・タイカと11日、協賛契約を結び、多摩キャンパスに著名OBが集結した。

大熊清氏(57=清水エスパルスGM)、元日本代表の福田正博氏(55)、現在、中大サッカー部を指揮する宮沢正史監督(44)のほか、お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘(45)が駆けつけ、異色のトークショーを繰り広げた。

尾形は「サンキュー!!」とハイテンションで会場入り。大先輩の福田氏の前で、土下座して丁重なあいさつをし、学生たちの笑いを取った。

続けて「一応、OBです」。サッカー部に所属も“幽霊部員状態”で、酒やパチンコに忙しくしていたと自虐ギャグも繰り出した。「芸人も中大魂を込めている」など、持ち味のトーク力で笑いを誘発した。

最後は「僕みたいな者が言うのもですが」と前置きした上で「若いころは、頑張ることはダサイと思っていた、でも、今は泥臭いことはカッコイイことだと言いたい。下手でも泥臭く食らいつく。今、おれは特技もないけど、それで食ってるんだから」と熱く語っていた。