浦和レッズが9試合ぶりの黒星を喫した。前節21日鹿島戦までJ1タイ記録の7戦連続ドローとなっており、3月19日磐田戦で勝利してから8戦連続で勝ち星をつかめていない。

VARに“泣いた”。前半24分、相手GKのキックをMF小泉が体でカット。FWユンカーに出すと、再び小泉につないでゴール。スタジアムの大型ビジョンにも「1-0」の表示が出たが、VAR判定の末に、オフサイドを取られて得点は取り消しとなった。

後半17分、攻め込んだ相手の左クロスに、MF関根がペナルティーエリアまで懸命に戻り滑り込んで阻止。1度はコーナーキックとみられたが、再びVAR判定となった。オンフィールドレビューの末に、関根のハンドが取られ、PKに覆ると、MF清武に冷静に決められて先制を許した。

後半から途中出場したMF江坂を中心に、果敢に攻め続けたが、後半44分に一瞬の隙を突かれてDF毎熊に痛い追加点を許した。

試合を優位に進めながら、白星に結び付かない苦しい試合が続く。