ガンバ大阪の元日本代表GK東口順昭(36)が、ついにピッチに帰ってきた。

開幕前から痛みがあった右膝を3月に手術。苦しいリハビリに耐え、この日、ついに今季初出場を先発で飾った。

午後6時15分、試合前の練習でピッチに姿を現した守護神に、サポーターから最大級の拍手が送られ、東口も感慨深い表情で深々と頭を下げて応えた。

今月5日にあった公開練習で取材対応した際、東口は「やっとシーズンが始まったという感じ。ここからしっかり(状態を)上げていきたい」と決意していた。

今季開幕戦を欠場したことで、それまで109試合連続フルタイム出場を続けてきた記録がストップしていた。

18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会日本代表の東口は、国際Aマッチ通算8試合出場を誇る大ベテラン。J1通算ではこの日で355試合目の出場となる。