浦和レッズが3月19日磐田戦（埼スタ）以来10試合ぶりの白星をつかみ、J1通算450勝、ホーム通算250勝を達成した。

浦和のリカルド・ロドリゲス監督（48）は「今日の試合は完全な試合ができた」と胸を張った。

16試合で15得点と苦しんでいたのがうそのように、前半だけで3得点。セットプレーでたたみかけた。前半21分、MF岩尾の左CKにDFショルツが頭で合わせて先制。3試合ぶりの得点に歓喜すると、その2分後。再び岩尾の左CKから、最後はMF伊藤敦樹が右足で押し込んだ。「縦に仕掛けることが出来て非常に良かった。この部分は非常に大事だと思っていたので、いくつかチャンスを作れたと思うし、そのチャンスをセットプレーに生かすことができた」

後半は得点こそなかったが、ポストに当たるシーンなど追加点の可能性も感じさせた。「追加点が欲しい後半ではあったが、チーム全員が頑張ってくれた。セットプレーでのセカンドプレーの質も高めることが出来たと思う。さらに積み重ねて積み上げて、質を高めていければ」。複数得点、完封と最高の形で節目の勝利を飾った。ここから一気に白星も積み重ねたい。