J1清水エスパルスは28日、島田市とファミリータウン協定を結んだ。山室晋也社長(62)らが出席し、同市役所で締結式が行われた。染谷絹代市長(67)にユニホームが贈呈され、SDGs(持続可能な開発目標)の理念のもと、クラブと行政が協力して、地域発展に貢献していく意向を示した。

染谷市長は「障がい者スポーツ、スポーツ指導者の育成、観光プロモーションなど市民のために、どんな連携ができるか考えていきたい」と話した。山室社長は「島田市の多くの方がスタジアムに来てくださっている。より深い関係を築いていくことで地域を盛り上げていきたい」と語った。

同クラブの同協定は、東部地区の3市(富士、富士宮、三島)2町(長泉、清水)に続いて、今回が6例目。中部地区としては初の連携となった。【山口昌久】