セレッソ大阪は28日、元日本代表MF清武弘嗣(32)が左足リスフラン靱帯(じんたい)損傷で、全治6週間の診断を受けたことを発表した。26日清水戦の前半、相手と交錯し、左足首付近を激しくひねり、負傷交代していた。

足の甲の関節をつなぎとめている靱帯が損傷したもので、サッカーやフィギュアスケート選手などに多いけがといわれる。診断の通り順調に回復すれば、8月前半までには復帰できそうだが、現在7位で上位争いを演じるチームは当面、司令塔抜きで戦わなければならない。

小菊監督はこの日の練習後に「キヨ(清武)しかできないプレーがあり、離脱は残念。ピンチをチャンスに変える意味で、他の選手が最大限の力を発揮してほしい」と話した。主将も務める清武は今季、ここまで15試合2得点、J1通算242試合40得点だった。