欧州から3年ぶりにガンバ大阪に復帰したFW食野(めしの)亮太郎(24)が12日、本拠地パナスタで入団会見に出席した。6月でポルトガル1部エストリルを退団した食野を、保有権を持つマンチェスター・シティからG大阪が完全移籍で買い戻した形になる。

3年前同様、背番号40のユニホームを手にした食野は「求められているのはゴールとかアシスト」とした上で、アシストを含めて2桁得点を今季の目標に設定した。

19年8月にG大阪からマンチェスターCに完全移籍した食野は、スコットランド1部ハーツ、ポルトガル1部リオアベ、エストリルへそれぞれ期限付き移籍。エストリルの21-22年シーズンは9試合1得点に終わるなど、不完全燃焼の時間が多かった。日本での実績もJ1通算23試合3得点と、まだまだこれからの立場になる。

最短で16日のJ1リーグ、セレッソ大阪戦(パナスタ)が日本での再デビュー戦になる。8日の練習から合流したばかりだが「ダービーは絶対、負けたらあかん。そこは強調したい」と意気込んだ。G大阪は現在15位で、残留争いに巻き込まれている事情もある。

「僕の愛するG大阪に復帰させていただいた。(海外での)悔しい気持ちを原動力にして、G大阪のために戦いたい」と、愛称「浪速のメッシ」こと食野はJリーグでの再出発を誓った。

J1順位表はコチラ>>