日本サッカー協会(JFA)の理事会が14日に開かれ、山下良美主審(36)とプロフェッショナル契約を締結したことが報告された。女性審判員のプロ契約は初めてで、期間は8月1日から23年1月31日まで。

山下主審は「プロになることが1番とは限らないが、プロという道ができてうれしく思う」と語った。11月開幕のW杯カタール大会でも日本人で唯一、同大会初の女性主審として選ばれている。また、中国の開催断念を受け、アジア・サッカー連盟が代替開催地を募っている来年のアジア杯について、須原専務理事は「現時点では難しそうだという見解」と立候補には消極的な考えを明かした。