17年以来5年ぶりのアジア制覇を掲げる浦和レッズが、連日の大量ゴールで4強入りを目指す。

22日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝に向けた公式会見が21日に行われた。BGパトゥム戦(タイ)に挑む浦和のロドリゲス監督は「我々にとってまた非常に重要な試合。相手は必ず我々に苦戦を強いてくると思うので、前回同様いい試合が出来るように」と誓った。

19日の決勝トーナメント初戦のジョホール(マレーシア)戦では5-0で圧勝。直前に行われた13日のJ1磐田戦で6-0とゴールを量産中だ。「ここまで2試合で、前半で3点を取れているという、なかなかサッカーで普通ではない展開ができている」。一時はリーグ9戦勝ちなしと苦戦していたのがうそのよう。この流れに一気に乗っていきたい。

中盤で存在感を見せるMF伊藤も、チームの勢いを肌で感じている。「過密な中だが本当にいい試合、結果が続いているので、メンタル的にも充実している。いい状態にあるのかなと思っています」。まずは19年以来の準決勝へ。このままホームで圧倒的な試合を続けたい。【磯綾乃】