Jリーグは31日、J1京都サンガF.C.名誉会長の稲盛和夫さんの訃報を受け、野々村芳和チェアマンの声明を発表した。

同チェアマンは「稲盛さんは、京都サンガF.C.(当時、京都パープルサンガ)の設立に多大なご尽力をいただきました。私自身クラブの社長時代に、何度かスタジアムで稲盛さんにお会いさせていただいたことを今でも覚えております。経済界の発展に貢献し数々のご功績を残された稲盛さんが、サッカーを愛し、クラブに情熱を注いでくださったことに、心からの感謝と敬意を表します。どうか安らかにお休みください。謹んでお悔やみ申し上げます」と悼んだ。

稲盛さんは8月24日午前8時25分、老衰のため京都市内の自宅で死去した。90歳だった。京セラとKDDIを創業するなど日本を代表する経営者の1人で、サッカーへの愛情も人一倍強かった。