名古屋グランパスは31日、オランダ1部FCユトレヒトに期限付き移籍していたFW前田直輝(27)が、6月末で契約は終了していたものの、期限付き移籍を延長すると発表した。期間は23年6月末まで。

前田はクラブを通じて「夢だった海外挑戦で大けがをしてしまったのがデビュー戦の1月16日でした。あれほど目の前が真っ暗になったことは人生の中でありません」と振り返りつつ、改めて「リハビリ中も不安が先行する時期が続きましたが、ユトレヒトのスタッフを中心にたくさんのサポートをしていただきました。その日々が続けば続くほど、もう1度ユトレヒトで挑戦したい気持ちが大きくなってきました。そして今日、オランダの移籍期間の最終日に発表が出来ることを本当にうれしく思います」などとあいさつした。