高校サッカーの名門・履正社3年のDF西坂斗和(にしさか・とわ、18)が20日、J2徳島ヴォルティスへの来季新加入が決まり、大阪・豊中市の同校で仮契約を結び、オンライン会見に出席した。

大阪府生まれの177センチ、63キロ、左サイドバックの西坂は「守備も大事だし、攻撃ではゴールやアシストに絡みたい。運動量も自分の武器なので、攻守に絡める選手になりたい」と抱負を語った。

昨年8月にはU-17日本代表に選出され、今年8月に徳島の練習に参加してオファーを受けた。本人は「ここからがスタートラインだと思う。これからも成長して日本を代表する選手になりたい」と意気込んだ。

同学年のMF名願斗哉(みょうがん・とうや、18)も今月7日、来季からの川崎フロンターレ入団が発表されており、現チームでは2人目のJリーグ入り。

全国高校選手権に過去3度出場の履正社は、初出場した13年度にFW林大地(シントトロイデン)らを擁してベスト8に進んだ。大阪はもちろん、全国屈指の実力校だ。DF田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)、FW町野修斗(湘南ベルマーレ)ら多くのプロ選手を輩出している。