浦和レッズが今季最多4失点を喫し、準決勝で敗退した。21日の第1戦(ヨドコウ)で1-1とアウェーゴールを挙げたアドバンテージがあったが、ホームでまさかの完封負け。優勝した16年以来の決勝進出はならず、サポーターからブーイングを浴びた。

前半23分、セレッソ大阪に細かくパスをつながれると、DF毎熊のシュートがクリアを試みたMF明本の足に当たって、そのままゴール。GK西川は1歩も動けず、オウンゴールで先制を許した。さらにその7分後にMF奥埜追加点を与え、2点リードを許す苦しい展開となった。

後半に入っても流れを引き戻せず、後半6分にFW加藤に3点目のゴールを献上。反撃を試みる浦和は、同25分には左サイドを切り込んだMF小泉からFWユンカーがパスを受け、振り向きざまにシュートを放つもわずかに枠の左。相手にパスをカットされ、ドリブルも止められるなど、なかなかチャンスをつくれないまま、後半35分にFWパトリッキにダメ押しの4点目を許した。

準決勝は、日本代表のドイツ遠征に参加中のDF酒井、U-21日本代表に選出されているDF大畑、GK鈴木を欠いて臨んだ。酒井が主戦場とする右サイドバックには、第1戦に続きMF関根が入り、左サイドバックはMF明本が務めた。6年ぶりの優勝を目指したが、決勝の舞台に進むことはできなかった。

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