サッカーでは左利きの選手が重宝されることが多い。レフティー=スペシャリストという印象だ。
独特の感覚を持ち、一振りで試合の流れを変えるシーンを何度も目にしてきた。そこで「日本人の左利きベスト11」を選んだ。
布陣は「4-5-1」。
▽GK
西川周作
▽DF
伊藤洋輝
中田浩二
服部年宏
三都主アレサンドロ
▽MF
本田圭佑
名波浩
堂安律
久保建英
中村俊輔
▽FW
久保竜彦
GKは西川の一択。GKながらキックで決定機を作れる数少ない選手の1人だ。
DFはセンターバックに中田と服部を配置。ボランチもこなせるクレバーな2人で自陣ゴール前から攻撃のスイッチを入れる。左サイドバックは成長株の伊藤。本来左サイドバックが本職の三都主と迷ったが、経験値を加味して右に入れた。
中盤のダブルボランチは名波と本田。名波の展開力と本田のキープ力で試合のテンポを作る。サイドハーフ(両ワイド)は突破力がある堂安と久保。トップ下は迷うことなく中村だ。
1トップは強烈な左足と身体能力の高さを誇るドラゴン久保。
左利きの選手は左足にボールを置く傾向が高く、左サイドに片寄ったゲーム展開になりそう? FKのキッカーもそろっており、セットプレーの場面だけでワクワクするだろう。
ちなみに、個性派だらけの11人を束ねられる指揮官は左利きのマラドーナしか思い浮かばなかった。
【神谷亮磨】