鹿島アントラーズの岩政大樹監督(40)が30日、FC東京戦(10月1日、カシマ)に向けオンライン取材に応じ、約1カ月ぶりのホーム戦に「いい試合はできる」と手応えを口にした。 就任後、4-3-3のシステムを軸に、中央を固め、ボールを持っていない局面でもアグレッシブに連動し、ボールを奪いにいくスタイルの積み上げを図っている。指揮官は「流れの中で失点はそれほど多くない。4-3のブロックを崩されたシーンはほとんどないと認識している」と話し「東京がうちに入り込める隙を与えずにできると思うし、どことやってもそれなりのレベルになっていると思っている」と自信をのぞかせた。

リーグ戦は8月14日のアビスパ福岡戦を最後に5試合勝利から遠ざかる。ただ、今節は約1カ月ぶりのホームでの試合だ。「いつ以来ですかね。随分昔に感じる」と苦笑し「久々に帰ってくることができるので、ホームらしい試合をしたい。その空気は既に出来上がっている。おそらく、いい試合はできる。それを勝ち点3につなげられるよう、勝ちきって天皇杯に向かいたい」と力を込めた。