FC東京のMF渡辺凌磨(26)が「小学生以来」だというハットトリックを決めた。

試合直後は実感が湧かない様子。「今の気持ちだと、1点目の時と3点目の時と変わらないのが、率直な感想」と素直に振り返った。

スコアレスで折り返し、後半開始直後の3分。左サイドへ駆け上がったDFバングーナガンデ佳史扶のクロスを、逆サイドで受け、左足でゴールネットを揺らした。

続いて同31分。右クロスを左サイドで受けると、右足のボレーシュートで2点目。そしてその1分後、今度は中央に入ったクロスにヘディングで合わせた。

左→右→頭のマルチハット。「前半から決められたシーンはあった。今日はミスが多かったが、点を決められる気がしていた」。3ゴール目を決めると、ゴール裏に向かって両手の指3本を立ててアピールした。

「小学生以来」だというハットトリック。試合で使ったボールを記念に受け取った。「帰ったら試合を見るので、それで実感が湧けば良いかな」。喜びは少しずつ湧いてくるものかもしれない。【磯綾乃】