全国高校サッカー選手権で初の4強入りを果たした東山(京都)は、7日に東京・国立競技場で行われる準決勝で大津(熊本)と対戦する。6日は福重良一監督(51)が取材対応(リモート)し「どうやって点を取るかを試行錯誤しながら考えている。(相手は)プレミア(リーグ)で戦っているのでスキがない。簡単には点を入れさせてもらえないでしょう」と語った。

大津は前回大会で準優勝している。今大会は東山、大津ともにここまで1失点。同監督は「1点の重みがすごくある」としながらも「逆に1失点しても動揺しないようにせなアカン」との見方を示した。

セレッソ大阪入りが内定しているMF阪田澪哉(3年)を擁する東山は、3回戦で前回大会4強の高川学園(山口)に2-0で勝ち、準々決勝は日体大柏(千葉)と0-0でPK戦の末に準決勝進出を決めた。