6季ぶりにJ2を戦う清水エスパルスが6日、静岡市内のIAIスタジアム日本平で新体制発表会見を行った。

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今季は新たに8選手がチームに加わった。指針で示した強い育成型クラブ再建の象徴的な存在が、名古屋から完全移籍で加入したDF吉田豊(静岡学園高出、32)だ。富士宮市出身のサイドバックは2014年以来9シーズンぶりの古巣復帰。当時と同じ背番号「28」のユニホームに袖を通すと、「帰ってきたなという思いになった」と感慨深げだった。

清水退団後は鳥栖と名古屋でプレー。離れていた間も「地元クラブ」の結果は常に気にしていたという。昨季のJ2降格も「悲しい気持ちだった」。自身も出場機会を求めていた中で清水からオファーを受けた。J2クラブからの打診だったが、「1番最初に声をかけてくれたから(決めた)。J2だけど1年で上がればいい」。熱烈なラブコールに即決した。

9年前の在籍時には静岡県出身の元日本代表MF小野伸二(43)やFW高原直泰(43)らベテランの背中を見てプレーしていた。吉田は「すばらしい先輩たちがいたから自分はここまで成長できた。エスパルスはJ2にいるべきクラブではない」。今年でプロ16年目。即戦力としても期待が懸かるベテランは背中でチームを引っ張る覚悟だ。

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