浦和レッズは30日、MF松尾佑介(25)がベルギー1部のウェステルローに期限付き移籍すると発表した。

期間は今年1月27日から12月31日まで。松尾は移籍を前提とした手続きと準備のために、今月20日に沖縄でトレーニングキャンプ中のチームから離脱することが発表されていた。

浦和の下部組織で育った松尾は昨季、横浜FCから浦和へ加入。25試合に出場し4ゴールを挙げていた。期限付き移籍決定についてのコメントの中では、浦和への思いを吐露。

「ジュニアユース、ユースと浦和レッズの育成組織で育った僕でしたが、悔しいことばかりで、浦和レッズへの移籍が決まった時は、絶対にこのクラブで僕の存在を認めさせてやるという反骨精神でやってきました」

1年戦い心境の変化を実感。そして、さらなるチャレンジを選んだ。

「1シーズン浦和レッズのエンブレムを胸に戦い、最高に浦和レッズというチームが好きになりました。年齢的にも僕にとってのラストチャンスかもしれない海外挑戦。チャレンジしない自分が想像できませんでした」

浦和の誇りを胸に、持ち前の負けん気で新天地でも存在感を放ちたい。