浦和レッズに新加入したノルウェー人DFマリウス・ホイブラーテン(27)が3日、オンライン会見に臨んだ。

184センチの長身で左利きのセンターバック(CB)。会見に同席した土田尚史スポーツダイレクター(56)は「新監督を迎えて、表現したいサッカー、CBに求めるもの、すべてを兼ね備えた選手であると判断した。プラス、左利きはマチェイ監督からのオーダーでもあった」と、今季から指揮を執るマチェイ・スコルジャ監督(51)たっての希望で獲得したことを明かした。

ノルウェーで活躍し、初の海外挑戦となるホイブラーテンだが「それほど難しい決断ではなかった」と説明。昨季まで浦和に所属したFWキャスパー・ユンカー(28=名古屋)は、ボデグリムト(ノルウェー)時代のチームメートで、連絡を取り、日本や浦和の情報をもらってきたという。「生活面、日本の文化、浦和というクラブの話、すべてがポジティブな話だった。ベストなチョイスだと思うことが出来た。安心できる話をしてくれた」。ユンカーは浦和に移籍1年目の21年にチームトップのリーグ9得点を挙げ、優秀選手賞を獲得。盟友の活躍に続きたい。