静岡県勢2チームの明暗が分かれた。

静岡学園は3-1で横浜FCユースを下し、開幕2連勝。前半にMF志賀小政(3年)が2得点を挙げると、後半にMF高田優(3年)が追加点を奪い快勝した。開幕戦ドロー(1△1米子北)の磐田U-18は、神村学園に2-5で敗れ、初勝利は次戦に持ち越された。

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静岡学園の2人の「点取り屋」が輝きを放った。ともに2試合連続ゴールを決め、チームを勝利に導いた。前半20分、相手に先制点を許すとその5分後、MF志賀が左足でネットを揺らし1-1の同点。さらに同39分にはカウンターからドリブル突破。ピッチ中央からゴール前まで駆け上がり、この日2点目のゴールで逆転。先制されてわずか19分で試合をひっくり返した。「2得点はイメージ通り。最後は相手を見て、落ち着いて決めることができた」と振り返った。さらに「まだまだ内容には不満。もっとドリブルに磨きをかけたい」と意欲を示した。

2-1で折り返した後半は、2日の開幕戦(5○1対大津)で1ゴール1アシストの活躍を見せたMF高田が同14分、ゴール右45度から左足を振り抜き、チーム3点目となるダメ押し弾。「前半は得点に絡めず悔しかったが結果が残せてよかった」。清水エスパルスSS静岡出身の「背番号10」は「次戦も得点を決めて勝ち切りたい」と力を込めた。

今季チーム目標の「1試合3得点以上」を掲げるチームは2戦連続で達成中。川口修監督(49)は「個人技の強みを発揮した点は評価できる」と及第点を与えた。さらに「球際で奪う技術をもっと磨いていく」と課題も口にした。次戦は16日、アウェーで米子北と対する。昨季WEST4位に甘んじた全国屈指の技巧派集団が、開幕から連勝街道を突き進んでいく。【山口昌久】