前節2位の大分トリニータはホームでレノファ山口を3-1で下し、3連勝で勝ち点を22に伸ばして首位に浮上した。前節首位のFC町田ゼルビアはジュビロ磐田と1-1で引き分け。6連勝後に2戦勝ちなしとなり、勝ち点20で2位に順位を下げた。

東京Vは2-1で秋田に勝って勝ち点19で3位をキープ。秋田は今季初の複数失点を喫して勝ち点15の5位。群馬が1-0で大宮に競り勝ち、4連勝で勝ち点を17に伸ばして4位に浮上した。大宮は19年ぶりのホーム5連勝はならなかった。

金沢はいわきに3-0で快勝。FW杉浦恭平(34)が前半6、14、37分にゴールを決めて前半だけでハットトリックを達成した。J2のハットトリックは史上173度目。前半37分までに3得点は19年11月24日の京都戦で柏FWオルンガが記録して以来8度目。ちなみに19年のオルンガは後半に5点を追加して1試合個人最多8ゴールを記録している。

長崎は甲府に2-1で逆転勝ち。この2チームは勝ち点14で並び、得失点差で長崎が6位、甲府が7位となった。栃木は山形に2-1で競り勝ち、今季2勝目。FW根本凌(23)が今季初得点を含む2ゴールを挙げた。山形はクラブワーストタイの7連敗で20位。

藤枝は得点ランキング首位のFW渡辺りょう(26)の2得点などで3-1で千葉に快勝した。渡辺は今季7ゴール目。敗れた千葉は8戦勝ちなしで21位。最下位の徳島は水戸に0-2で敗れ、開幕から9戦勝ちなしとなった。

清水-仙台は1-1、岡山-熊本は0-0で引き分けた。