北海道コンサドーレ札幌MF宮沢裕樹主将(33)が13日、札幌・宮の沢での全体練習に完全合流した。両足のアキレス腱(けん)を痛めて離脱していた。この日、ミニゲームに参加し、対人練習をこなした。「3週間くらい休んだ。コンディションを確認しながら出来たので良かった。思ったより動けていた」と振り返った。

昨季痛めた右アキレス腱に加え、左アキレス腱の痛みも生じた。リーグ戦は開幕から3月18日G大阪戦まで全5試合先発していたが、戦列を離れた。2試合欠場。負荷による炎症が起きていたため、トレーナーと相談して回復に努めた。「今はプレーできる状態まで戻った」と表情は明るい。

試合勘や状態を上げていき、試合復帰を目指す。主将の復帰はチームにとっても心強さが増す。「これからは勝ち続けていければ。キャプテンとしてチームを支えていければ」と、仕事を全うする覚悟を見せた。