WEリーグ、アルビレックス新潟レディースは今日21日、ホームのデンカビッグスワンスタジアムでAC長野パルセイロ・レディースと対戦する。ここ2戦ゴールから遠ざかるエースFW道上彩花(28)は「チームがどんな状況であろうとゴールを目指す」と力強く前を向く。

チームは3日のINAC神戸レオネッサ戦から2勝1分けで無失点と波に乗るが、前節マイナビ仙台レディース戦(14日、0-0)では再三、決定機を与えるなど守備に課題が出た。GK平尾知佳(26)の好セーブに助けられたが「相手に主導権を握らせてしまい、向こうのペースで試合を進めてしまった。もっとやらないと」と道上は厳しい表情を見せた。

ただ、攻撃は手応えがある。3日のINAC神戸戦からはFW石淵萌実(27)が戦列復帰。「お互いの良さを出すためにプレーが出来ている。萌美が生きるように自分がポストになったり、自分がゴール前に入り込めたり出来てる」と話す。道上は6得点でリーグ7位タイにつける。「2桁得点は取らなくてはいけない。残り3試合で取るだけ取る」と貪欲にゴールに向かう。【大島享也】